CATEGORY車坂(和歌山県・𠮷村秀雄商店)
ドラマティックな物語が由来の、車坂
大正四年(1915年)に創業した吉村秀雄商店。紀の川の源流は吉野熊野国立公園である大台ケ原であり、その後に奈良に入って吉野川となり、和歌山に至って紀の川となります。その豊かな水は歴史や文化を育み、酒造りにとっての宝でもあります。車坂のお酒は、この紀の川の伏流水を仕込み水にしています。
「車坂」の名前の由来は、 浄瑠璃や歌舞伎などにも登場する「小栗判官伝説」が元になっています。車坂は小栗判官が熊野に向かう際、通ったといわれる坂。ドラマティックな物語は、世界遺産にもなった「熊野古道」が重要な舞台であり、この伝説に関する史蹟も残っています。熊野信仰、権力や愛憎、そして死から再生へたどる過程など、さまざまな想像力を掻き立てられる伝説です。
「品の良い米の旨みとキレの良さ」を持つ「車坂」はお料理に合わせて楽しんでいただきたいお酒です。山廃や生酛といった日本酒の伝統的な造り方を用いてできあがったお酒は、和食だけでなくイタリアンや中華など様々な料理と相性が良く、食事の時間に変化と驚きをもたらすでしょう。
能登杜氏四天王の一人である農口杜氏の愛弟子さんが活躍!
平成25年酒造年度より、能登杜氏四天王の一人である農口杜氏の愛弟子、藤田 晶子さんを新しく杜氏に迎えられました。杜氏は、師である農口杜氏より「日本酒は米からできるのだから、米の旨みを引き出さなきゃならん。だけれども喉を通した時にベタ〜っと甘さが残るのはダメだ。旨みがあってスカッと切れるお酒が、お酒好きが喜ぶ」とよく話されていたといいます。 お酒の「甘味」ではなく「旨味」を引き出すことによって、より食材の旨みが際立つ、旨味のある酒造りを目指しています。
車坂の蔵元動画
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2,310円(税込み)
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4,070円(税込み)
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3,520円(税込み)
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3,080円(税込み)