CATEGORY菊姫(石川県/菊姫合資会社)
より旨い日本酒造りに賭ける菊姫
天正年間(1573~1592年)に、屋号「小柳屋(おやなぎや)」として創業。昭和42年の全国新酒鑑評会への初出品以来23年間連続して受賞し、その高い酒造技術によって吟醸酒・純米酒などの高級酒を中心に製造しています。昭和43年には、 原料をはじめとした造り全体を品評会レベルまで高め、「大吟醸」 を発売。また、山廃酒母を使用し、米の旨みがたっぷり乗った個性的な純米酒として昭和58年に「山廃仕込純米酒」を日本で最初に発売しました。
「山廃仕込純米酒」の製法は酒母の育成に比較的手間がかかることや、酒質が濃醇で飲み応えのある味となることから、主流の端麗タイプの清酒には不向きで、 ほとんど消滅に近い状態でした。しかし、菊姫ではこれを復活させ、現在では個性的なお酒を求める多くのファンに支持されています。
高級酒メーカーとしてさらに高いレベルへ
高品質のお酒造りに必要なものとは、良い原料、良い人材そして使いやすい設備です。 原料は特に吟味し、現在最高の酒造好適米である山田錦、その中でも特に高品質米の産地(特A―A 指定地域)である兵庫県美嚢郡吉川町産の米を使用しています。
昭和63年より「酒マイスター」として、酒造技術者として育ててきました。
設備面では平成7年に吟醸酒専用の平成蔵が完成し、 量産に走ることなく質の良い酒造りを目指しています。
菊姫の日本名門酒会動画