CATEGORY辰泉(福島県/辰泉酒造)
会津の米と会津の水を生かしたこだわりの酒造り
明治10年(1877年)、創業。 会津若松市のある会津盆地は、夏暑く冬は寒さ厳しいという天候条件に加え、周りの山々からの豊富な伏流水を生かして古くから米作りが発達し、現在では日本有数の米どころとなっています。 磐梯山麓および飯豊山麓の自然湧水と、地下より湧き出る清浄な井戸水を用いて醸造。会津の恵まれた環境のもと、大量生産・大量販売方式を避け、手造りの良さを生かした丁寧な酒造りを行っています。
馥郁(フクイク)たる香りとまろやかな風味・旨味を引き出し、飲む人の心に感動を与える清冽な酒を造るため、そして日本酒の新たな可能性を少しずつ広げていくために、「会津の米と会津の水を生かしたこだわりの酒造り」に取り組んでいます。
幻の酒造好適米「京の華1号」
大正時代に山形県庄内地方で生まれ会津地方でも広く栽培された酒米「京の華1号」は、収穫量が少なく背丈が高いため農作業が至難で1950年には会津での作付けが途絶え、幻の酒米となりました。
1980年、3代目・新城 新次氏と杜氏・晴山 成志氏は「もう一度会津の米の良さを引き出した最高の酒造りがしたい」という強い思いを抱き、福島県農業試験場より一握りの種もみを譲り受けて賛同した地元農家とともに三年掛かりで「京の華1号」を復活させました。
33年間醸造することがなかった「京の華1号」での仕込みは困難を極めましたが、1985年に独特な旨みあふれる「純米大吟醸 京の華」が誕生。以来、辰泉酒造では「京の華1号」の酒を醸し続け、全国新酒鑑評会にて通算7回の金賞を受賞しています今も変わらぬ情熱を持って良い米を地元農業者と共に育てる事から酒造りに取り組んでいます。
辰泉酒造の蔵元動画
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辰泉 山廃純米吟醸 辰ラベル No.3 一回火入れ 2019(蔵内4年低温熟成) 1,800ml
4,070円(税込み)
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辰泉 山廃純米吟醸 辰ラベル No.3 一回火入れ 2019(蔵内4年低温熟成) 720ml
2,090円(税込み)