CATEGORY雨降 AFURI(神奈川県/吉川醸造)
神奈川県・丹沢大山の地で硬水で仕込む吉川醸造
大正元年(1912年)に創業。日本酒の他にも味噌や醤油を手掛けていたことから、吉川醸造と名付けられました。神奈川県伊勢原市の地は、観光名所でも知られる丹沢大山があります。昔から雨がよく降る山で、古来より別名:雨降山(あふりやま)と呼ばれ、それが転じた大山阿夫利(あふり)神社とともに、雨乞い信仰の場として知られてきました。吉川醸造は、その丹沢大山の麓に所在し、酒造りには丹沢大山の清らかな硬水(日本では希な硬度150の硬水)を使用しています。
洗米から仕込み水まで全て、井戸から豊富に湧き出る良質な水を利用しています。流通の発展により、酒造りにおいて最高の米は全国から取り寄せることができるようになりましたが、こと水に限ってはそのようなことが出来ません。
新ブランド「雨降」誕生のきっかけ
吉川醸造は後継者不足により、たたもうとしていた蔵を2020年の秋に経営者がかわり異業種の方である、合頭義理氏(京都大学工学部・一級建築士)が事業継承されました。吉川醸造では、それまでは神奈川県伊勢原市を中心とした醸造アルコール添加タイプの普通酒が主流でしたが、ブランド変更へ大きく舵を切り始めました。
国内の県外への流通や、海外への流通を考え、これまでの「菊勇」というブランドだけではなく、新ブランドの「雨降(AFURI)」を立ち上げました。酒造りは前経営者時代の2012年から第七代杜氏として就任されている、水野 雅則氏が引き続き手掛けています。Kura Master(仏)、IWC(英)、東京国税局酒類鑑評会などを受賞される経歴を持ち、吟醸系の酒質構築には定評があります。
「雨降」のラインナップ
「雨降(AFURI)」は「人生に寄り添う酒、生活を彩る酒」をコンセプトとし、硬水を活かして新たな酒質設計のもと、幅広いラインナップを展開。 オーソドックスな辛口酒だけでなく、低精米・低アルコール・山廃・水酛など、様々なアプローチで酒造りにチャレンジしており、それぞれの完成度の高さに驚かされます。 日本酒=和食だけではなく、フレンチやイタリアン、中華、アジアン料理など色んな食事やシチュエーションにマッチする日本酒を手掛けています。日本酒が苦手な方、これから日本酒を愉しみたいという若い世代の方にも手に取っていただきたい、新しいお酒です。
-
雨降(あふり) 純米 山廃仕込・雄町 (R6BY) 1,800ml
3,500円(税込み)
-
雨降(あふり) 生酛 別誂 BECCHO (R5BY) 1,800ml
3,500円(税込み)
-
雨降(あふり) 水酛仕込 純米酒 愛山 生原酒 (R6BY) 1,800ml
4,250円(税込み)
-
雨降(あふり) Dr. Sugiyama 雄町 (R5BY) 1,800ml
3,500円(税込み)
-
雨降(あふり) 水酛仕込 山田錦 無濾過 生原酒 (R5BY) 1,800ml
3,500円(税込み)
-
雨降(あふり) 生酛 亀の尾 辛口+10 (R5BY) 1,800ml
3,800円(税込み)