CATEGORY神亀(埼玉県/神亀酒造)
じっくりと熟成させた豊かな味わいのお酒
神亀酒造は江戸時代末期の嘉永元年(1848年)創業。当時の屋号は伊勢屋本店でした。昭和62年(1987年)には、仕込む酒のすべてを純米酒に転換。戦後初の全量純米蔵となりました。
「神亀」は、かつて蔵の裏手にあった「天神池」に棲むという「神の使いの亀」に因んだ銘柄名。「ひこ孫」とは曽孫の意、三年以上の熟成を経た酒に冠らせる銘柄です。
「とにかく良い米を。」と求め続けて、有機栽培の酒米を使い始めましたが、仕込んでみると、醗酵の経過も、酒の生命力も全然違う。「酒は、米から。」という事実を再認識することになりました。熟成が加わることで、酒の味はさらに豊穣なものへと開花していきます。米の良さが伝わるような、じっくりと熟成させた豊かな味わいのお酒造りを目指しています。
お食事に合わせたいお酒
お酒には、お酒だけで楽しむためのものと、料理に合わせて楽しむためのものがあります。一般に酸が高いお酒は、料理に合うといいますが、ヒラメに合うお酒と、ステーキに合うお酒では味が違いますし、個人の好みによっても変わります。
料理とお酒の相性が良いと、互いが互いを引き立て合い、時間がすぎるのも忘れる至福の刻が訪れます。神亀酒造のお酒はぜひお食事と合わせてお楽しみください。