本州最北部、青森の酒造り
日本酒生産量として、全国的には中堅どころの青森県ですが、東北6県の中では最小の日本酒生産量となっており、小規模でも酒質の高い蔵が多く存在しています。
奥入瀬渓流や白神山地の湧き水など上質な清水が有名で、その水を思わす透明感のあるお酒が多く、一方太めの酸と厚みのあるお酒も生み出されています。
本州最北部ということで、冬の低い気温は酒造りにぴったり!
日本海側は城下町の弘前周辺に酒蔵が多く、積雪の多い産地。太平洋側は商業港の八戸周辺に酒蔵が多く、冬場は晴天が続く産地です。
近年、青森県産業技術センターで開発された「まほろば華酵母」は、華酵母、吟酵母、醇酵母、芳酵母の4種類があり、それぞれ香りやアルコール耐性が異なり、県内の酒蔵で広く使われています。
また、酒造好適米の開発にも力を入れており、心白の大きい純米酒向けの「華吹雪」やタンパク質含有量の多い吟醸酒向けの「華想い」が開発されています。
青森県の酒の生産と名産品!
青森県の日本酒は特定名称酒比率が7割を超え、全国的にもかなり高品質路線となっており、青森県内の酒蔵が早い段階で普通酒から特定名称酒に路線変更をしていたことがわかります。酒造好適米の生産も多く、「華吹雪」をはじめ、「華想い」や「豊杯」の3品種が主に生産されています。青森県は酒造りと米造りのバランスが良く、概ね県産米で酒造りを行っています。
青森県の名産品といえば、リンゴと大間のマグロが有名です。リンゴだけでなくニンニクや、ゴボウも生産量が日本一!海産物は、ヒラメやワカサギ、ホタテ、イカなどの水揚げもトップクラスで、山海の名物食材が数多く揃う土地です。
郷土料理には、せんべい汁にじゃっぱ汁、いちご煮やみそ貝焼き、あんこうのともあえなど・・・酒肴の名品揃い!
濃いみそ味に合うような、骨太で厚みのあるお酒も生み出されていますが、近年はイカやホタテの甘みに合うような透明感のある酒質のお酒も増えつつあります。
家飲み応援!青森県の郷土料理【いちご煮】
いちご煮は、近海で採れたウニとアワビを海水で煮込んだ漁師の浜料理がルーツと言われており、今では青森県を代表する郷土料理のひとつです。磯の香りのある椀物と青森のお酒のマリアージュをお楽しみください。
【材料(約5人分)】
生ウニ 200g・アワビ 大1・青しそ 5枚・ねぎ 1/2本・塩、酒、醤油 少々
【作り方】
1 アワビは、うろを除いて、薄く切る。
2 しらがねぎを水にさらす。
3 青じそを細かくきざむ。
4 鍋に水を入れ、沸騰したら調味料で味付けし、ウニ、アワビを入れ沸騰したら火を止める。
5 お椀に適量入れ、しらがねぎと青じそをのせる。
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