3.3 肉×ボルドーの会を開催しました🍷🍖
にしむら酒店にほど近い、ワインバーとお肉料理のお店「Porsel(ポルセル)」さん。いつものお肉盛り合わせと共に、いろんなボルドーワインを愉しみたい、ということで「肉×ボルドーの会」を開催いたしました🍷🍖
ソーテルヌで造られた辛口白ワインと、右岸のメルロー3種、左岸のカベルネ1種の飲み比べ!
「ジェノベーゼソースのかかった鶏肉には、ボルドーのコクのある白ワインがピッタリ!」
「レバーと熟成メルローの相性が好き!」
「ボルドーの土壌や品種の違いを学べて、面白かった!」
など、嬉しいご感想をいただきました^^💛
いつものチーズの会と比べると、お肉のボリュームがあって試食が多かったからか、皆さんワイングラスが次々と空になっていきました。そして、皆さん完食!!
にしむら酒店までお越しの際は、ぜひ「Porsel(ポルセル)」さんにお立ちよりされるのがおススメです🍷
3.1 丹波ワイン生産者ディナー
ワイン醸造責任者、内貴 麻里さんとともに楽しむ、丹波ワイン生産者ディナーに参加しました。当店でも人気の濁りワイン、「てぐみ」からアペリティフ開始。
続く白ワインは、丹波ワイン限定品の京都・亀岡産プティ・マンサン。2023年は2022年に引き続き、当店でもプティ・マンサンを販売することになりました!
お次は数量限定のピノ・グリのオレンジワイン! とってもナチュラルなスタイルのオレンジワインで、旨味がたっぷり!
赤ワインはピノ・ノワールの最新ヴィンテージ2020年と、蔵で寝かせていたとっておきの2010年を飲み比べ! 丹波ワインのピノ・ノワールが好きすぎて、この飲み比べは感動しました。日本でこんなにも美味しいピノ・ノワールが出来るなんて~👏✨
近日、丹波ワインで古くから育てている、樹齢の高いシュペート・ブルグンダー(ピノ・ノワール)が入荷する予定です。ご期待ください !
2.1 ドメーヌ・ビゾ生産者セミナー
市場で最も入手困難なブルゴーニュのドメーヌの筆頭として知られる、ヴォーヌ・ロマネ村の生産者「ドメーヌ・ビゾ」。故アンリ・ジャイエの隣人で、当時はワイン造りのノウハウをアンリ・ジャイエから教わったというのは有名な話です。
ビゾのエシェゾー2006が2023年11月、フランスのオークションで、4万1752ユーロ(約670万円)で落札されたそう。この人気の高さを物語る異常な高値で取引されています。
DRC やルロワを凌ぐほどの、恐るべき人気と世界中での価格高騰。喉から手が出るほど欲しくても手が届かない、そんな孤高のワインを生み出しているのです!
そんなビゾの現当主ジャン・イヴ・ビゾ氏が2019年以来に来日するとのことで、生産者セミナーに参加しました。
2021年取得の新たな赤ワインのお披露目とともに、2022~2023年取得の新たな白ワイン、コルトン・シャルルマーニュについて今後の展望をお伺いし、珠玉の作品を試飲してまいりました。
Morey-Saint-Denis Clos de La Bidaude Rouge 2021
ここ7~8年、ビゾはワインの供給量を増やすためニュイで色々な畑を探していましたが、新たな挑戦として、モレ・サン・ドニの畑を取得。クロ・ド・ラ・ビドードという、グラン・クリュのクロ・デ・ランブレイの斜面上部に隣接する畑で、周囲をクロ(石垣)で囲まれた1.28haの区画です。2021年3月に購入し、それ以降はビゾのスタイルによるブドウ栽培を実施、そして厳重な収穫、ビゾの他のキュヴェと同様のワイン造りを行っています。
北東向きの涼しい斜面にグラン・ヴァンとなるべき可能性を確信した新しい畑で、2021年という新たな伝説が始まったのです!
クロ・ド・ラ・ビドードのファーストヴィンテージを早速試飲! 取得したばかりの2021年のモレ・サン・ドニだというのに、すぐに飲んでも完成度の高い味わいに目を見開きました。「まだビゾの哲学や栽培方法が完全に浸透した畑ではないので、ビゾ流が完全に入り込んだワインではない」と仰っていましたが、とわはいえ、ファーストヴィンテージで、若いうちからこれほどの美味しさだったらこれからどんなヴィンテージを重ねていくのだろう。と、今後の飛躍に期待で胸が膨らむ作品でした。
霜害により生産量は当初の期待数の半分以下となりましたが、ブドウの糖度が理想まで上がりきったことで、見事な美しいワインが出来上がりました。2025年には白ブドウの植え替えを行い、いずれクロ・ド・ラ・ビドードの白ワインもリリース予定です。
Vosne-Romanee 2021
本拠地・ヴォーヌ・ロマネの最新ヴィンテージ。1985年に植樹。並外れた取り扱いを行った、ビゾの哲学が染み込んだブドウからできたワインからは、畑仕事の丁寧さが鮮明に感じられました。
全房発酵、SO2添加は最低限というシンプルで自然な造りから、まさに「ビゾ流」の美しさがたっぷりと感じられます。ひと口飲めば、脳がくらくらする程、艶やかで忘れられない味わい。余韻は果てしなく、飲み切ってからもずっとビゾの味わいが続くのです。
モレ・サン・ド二でも十分な美味しさでしたが、ヴォーヌ・ロマネの素晴らしさは筆舌に尽くしがたい、芸術品。
2021年は、春の遅霜が甚大な被害をもたらし、病害をうけやすい難しいヴィンテージとなり、多くの生産者が収量を落とした中、ビゾではそこそこ収量が確保できました。9月上旬には収穫を始め、冷涼な年ならではの、ボリューミーではないけれども優しくてきれいな仕上がりとなりました。淡い色調とはうらはらの凝縮感と華やかさに、心を鷲掴みにされました。
2022年3月と7月には念願だった、コルトン・シャルルマーニュ村の、特別な畑「ル・シャルルマーニュ」の2区画0.14haを取得。2023年にはコルトン・クロ・デ・ロワの0.2haを取得。かつて卒業論文で「コルトンについて」をテーマにしていたビゾは、昔から思い入れがあっていつか手掛けたいと考えていたそうです。
これまで3.1haだったところ、モレ・サン・ド二とコルトンの取得により、2024年現在5.2haまで所有区画が増えました。今後は拡張の予定はなく、白ワインの生産にも意欲を見せています。
赤ワインのイメージが強いビゾのワインですが、ビゾが理想とするシャルドネは、
「飲んだ時にビビッと痺れるようなパワーのあるエネルギッシュなワインを造りたい。」と語ります。いい酸味、プラス、何かエネルギーを感じるもの。スタイリッシュよりもマッチョなスタイルに仕上げたい、と目を輝かせるビゾの白ワイン。今後のリリースがますます楽しみです。
1.30 通販人気NO.1 マルク・ソワイヤール
もはや手に届かない存在となりつつある、ドメーヌ・ビゾ。そのビゾの愛弟子であり、現在当店の通販で人気NO.1となる造り手が マルク・ソワイヤールです。
ヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌ・ビゾで6年間、栽培担当として働きつつ、ジャン・イヴ・ビゾの指導を受け、ワイン造りを学びました。
ビゾ同様、全房発酵でSO2はほぼ無添加。2018年のアッシュ・エヌはまだまだ若々しく、イチゴジャム、熟した苺や梅、アプリコットなどの香りがグラスから華やかに広がります。上品なお出汁のような旨味とミネラル感、酸味がたっぷり。ビゾが飲みたいけれども手に入らない。ビゾの雰囲気を体感してみたい。そんな方には是非おススメの滋味深い旨味を持つピノ・ノワールです。
鴨肉や鹿肉など赤身肉とは相性抜群。まだ若さも残るので、あまおうなどの苺のデザートにもよく合いました。
正規輸入元・木下インターナショナルより入荷した正規品。世界中で割当数が少なく、残り僅かとなっています。
1.28 松の司飲み比べ、竜王グルメの会
滋賀県・竜王町にある「松の司」。地元竜王町産の山田錦の個性を最大限に表現するため、土壌違いでお酒を仕込んでいます。
竜王町の中でも、川による浸食などで地区によって粘土土壌や砂礫土壌など土壌が異なります。そこに注目し、地区ごとの山田錦で仕込むことで、それぞれの土地の個性=「テロワール」を表現しています。
砂礫土壌はさらりと硬質でシャープな仕上がりに、重い粘土土壌ではふくらみのあるフルボディの仕上がりに。飲み比べをして、はっきりとテロワールの違いを感じることができました。
同じ山田錦で同じ精米歩合でも、無農薬栽培のお米との違いもお楽しみいただけました。
テロワール、栽培違いを楽しんだ後は、究極の純米酒、産土(うぶすな)の試飲。コスパよすぎて大満足。産土の燗酒も人気でした。
松の司のお酒に合わせたのは、同郷でもある竜王町のグルメ達。
古株牧場で造られた、つやこフロマージュや、ホエーウォッシュチーズ。そして、松の司の日本酒で洗ったウォッシュチーズをご用意しました🧀
竜王町の道の駅では、農家さん手作りの竜王産干し柿を購入。干し柿を切って、松の司の熟成酒漬けにしたものを、松の司の酒粕に混ぜ込んで、酒粕のアレンジレシピ完成! これだけでお酒が飲める~と好評でした。
滋賀県といえば鮒ずしが有名ですが、県外からも取り寄せが来るほど人気の、竜王町ふなずし工房まで訪れ、一番美味しそうな最高峰の天然ニゴロ鮒の鮒ずしを購入。こんなに大きな個体で卵がギッシリ入っているものは初めて見ました。臭みはほとんどなくマイルドで、天然の酸味が締まっていて抜群の美味しさ。産土の熱燗と最高のマリアージュでした。
デザートは、酒粕バスクチーズケーキ。近所のレストランNOANOAさんの、パティシエさんにお願いしてケーキをご用意いたしました。バスクチーズケーキの濃密な味わいとともに酒粕の風味がフワッと広がり、余韻には酒粕の甘いお米の風味があがってきます。
同郷の者同士のマリアージュに敵うものはありません。滋賀県・竜王町、バンザイ!
1.22 NZプレミアムワイナリー VALLI生産者セミナー
ニュージーランドでも最も好きな生産者の一人、VALLI(ヴァリ)の生産者セミナーに参加しました♪
1998年にスタートしたVALLI。「ピノ・ノワールといえばブルゴーニュ」という当時の人々の先入観を覆し、偉大なるピノ・ノワールの銘醸地としてニュージーランドのセントラル・オタゴ地区を世界に知らしめた造り手です。
2015年から加わった醸造家 ジョン・パー氏にお話を聞いてきました。彼女は、「創立から25周年を経て、ようやくVALLIは大人になった。オタゴならではの、冷涼な土地を表現したい。」と、これまでより、抽出は控えめに、糖度を下げ、区画ごとにあう樽を選ぶようにするなどの最低限の介入により、更に高潔でオートクチュールなワイン造りを目指しています。
お楽しみの試飲!
まずは、ピノ・グリのオレンジワイン。花梨やオレンジピールの、とっても華やかで美し~い香り! ドライでクリーンで余韻も綺麗。中華、エスニック、軽めのお肉に合わせたい。クミン、コリアンダー、カルダモン…スパイス系と合わせるとマリアージュの相乗効果に出会えそう♪
ピノは4つのエリアの飲み比べ。「ギブストン」は、赤系果実のピュアなスタイル。繊細ながら永遠の輝きを保証されたクリスタルのような芯の強い美しさ。
「バノックバーン」は、赤系だけでなく黒系果実の雰囲気を持つ、タンニンのしっかりしたフルボディ。
「ベンディゴ」は、より若々しく濃密な果実味とタンニンのあるフルボディ。冷涼な酸味も備えるスパイシーな味わい。
「ワイタキ」は、やっぱり別格。ずっと飲んでいたくなる~。石灰岩土壌ならではのミネラリーな締まり。清流のような透明感、赤系果実の淡やかさと甘やかな旨系。優美さとはっきりとした輪郭を持つエネルギー溢れる1本。
VALLIのワインは、今飲んでもモチロン美味しいのですが、熟成してから美味しくなることを念頭に置いたワイン造りであることがよくわかります。5年、10年後の変化がますます楽しみです。
12.2 信州桔梗ケ原 五一わいん 特別ディナー
2023年夏に訪問させていただいたワイナリー、長野県塩尻の五一わいんより船橋 清一氏をお迎えし、特別ディナー会が開催されました。
現地では畑の広大な敷地に驚きを隠せませんでした。「ハヤシ・スマート方式」という棚仕立てで栽培しており、甲州、ナイヤガラ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ケルナー、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シラーと、まるで、品種の教科書のよう。
1951年にメルローを長野県で初めて植樹した、五一ワイナリー。
戦後、桔梗ヶ原で広く栽培されていたコンコードで造る甘口ブドウ酒が低迷したため、大手メーカーはコンコードに代わるワイン用品種を探していました。その産地の危機に、五一わいんはメルローをメルシャン株式会社に提案しました。
このメルローで造られたワインが、国際コンペティションで「大金賞」を取り世間に「桔梗ヶ原のメルロー」が世に知られるようになったのです。
ワイナリーでは、売店で様々な試飲をすることができました。
長野県といえば、メルローの印象があったのですが、「このシラーが美味しすぎる!」と、最も印象深かったのがシラーでした。
実はなんとこのエステートゴイチ シラー2021が「日本ワインコンクール2023」にて金賞受賞👑
2023年は、過去最多の123のワイナリーが参加したとのこと。昨今の温暖化を見据えて栽培してきたシラー種と長野県塩尻のテロワール、そして手掛ける人々の努力の結晶が実りました!
スパイシーな黒胡椒の香りとオークの風味が溶け込んで、すぐに飲んでも美味しいフルボディ。
国際レベルの素晴らしいシラーが、五一わいんで生み出されているのです。
ワイナリーにはあと僅かしかありませんでしたが、貴重な在庫をいただきました。
10.29 スペインチーズ10種食べ比べ ~スペインワイン3種&日本酒3種~マリアージュセミナー
10月29日、にしむら酒店で「スペインチーズ10種食べ比べセミナー」を開催しました。
スペインチーズにスペインワインや日本酒を合わせてみたい! そう思い、事前に沢山のワインや日本酒を試し、このマリアージュはいける!!と確信したものを厳選しました。
ワインは辛口シェリーと極甘口シェリーの飲み比べ、コスパ最強の熟成赤ワイン。日本酒はにごり酒、生酛、貴醸酒など。チーズは、山羊乳2種、牛乳2種、羊乳3種、スモーク2種、ブルー1種と、食べ比べて違いがはっきりと分かるものを食べ比べました。
「スモークしたチーズには、不思議なくらい生酛のお酒にピッタリ!」
「ローズマリー風味のチーズと、バナナ風味の貴醸酒を合わせると新しい味わいが生まれる!」
「ブルーチーズとペドロ・ヒメネスが合いすぎて、衝撃的!」
など、皆さんの生の感想を聞けるのも嬉しい限りです。
10.19 NOANOAでシャトーメルシャンを愉しむ会
10月19日、シャトー・メルシャンより、シニアワインメーカーの藤野勝久氏をお迎えし、皆様と同じテーブルで、ワイン造りについて間近に情熱的にお話ししていただく会を開催しました。藤野様の情熱的なワインのお話に終始くぎ付けで、NOANOAさんのお料理とのペアリングの素晴らしさにうっとり。
「ももいろ ロゼ」で気持ちも上がるアペリティフからのスタート。アミューズには、ニンジンのムースとホタテ貝のスモーク! 合わせたのは、シュールリーした「笛吹 甲州 グリ・ド・グリ」。ホタテ貝のスモークのフュメ香と甲州の相性が素晴らしく見事なマリアージュ!
マグロのサラダや松茸のスープも絶品。真鯛のポワレには、右岸と左岸違いの「北信シャルドネ」の飲み比べ! 礫質土壌で標高の高い右岸は収穫が遅く、エレガントながら凝縮感があって樽感が若くても美しい。 粘土土壌で標高がより低め、収穫も2週間以上早い左岸は、緻密なミネラル感と王道シャルドネともいえる安定感。好みは半々に分かれましたが、ミネラリーなブルゴーニュ寄りの味わいが好きな私は、左岸に一票! 皆さんの好みをその場でお聞きできるのも、ディナー会ならではですね。
メインは近江牛のサーロインステーキと、「椀子(まりこ)オムニス」、メルロー主体の赤ワイン。日本でこんなにも素晴らしいボルドーブレンドの赤ワインが出来るなんてと震える味わいの赤ワインに出会いました! 美味しいワインだけでなく、生産者様の想いや歴史とともにいただくワインは美味しさが一層引き立ちました🍷
皆様とご一緒にメルシャンのワインを愉しめた貴重な一日でした。
9.24 向井酒造の社長と燗酒の会
9月24日、向井酒造の社長 向井さんをお招きし、燗酒の会を開催しました。2023年の夏に、向井酒造に蔵見学に行った際、いろいろな試飲をさせていただき、その中でも特に印象に残ったのが「熱燗を温めるチロリの金属によって味が変わる。」という驚きでした。
この驚きの違いを、日本酒ラヴァーの皆様と共有したい。と想い、今回の会が決まりました。
会場は二条駅近くにある、みつまめOMOYA様。広々とした優雅な空間で、朝からワインや日本酒を楽しめる、隠れスポットなのです。チタン、銅、錫、アルミなどいろいろなチロリを使いながら、チロリ違いや温度帯違いをお楽しみいただきました。
和やかな雰囲気になったのは、お酒が温かかったこともあるのでしょうか。
京丹後、伊根町のお酒ということもあり、お料理は地元にまつわるものをみつまめOMOYA様にご用意していただきました。
まずは、京丹後の肴プレート。
・天橋立オイルサーディンとトマト塩こぶ和え
・枝豆
そして、
・伊根満開と京の春、紅白焼き酒粕のクリームチーズサンド
焼き酒粕の香ばしさとチーズとのマリアージュが絶品!
伊根満開の焼き酒粕と伊根満開の熱燗が特にぴったりでした。
メインは、京丹波地鶏のステーキと伊根町のおむすび🍙
椀物には、京の春の酒粕を使った粕汁と、京の春の熱燗を。
デザートは、柚子風味の甘酒と、伊根満開の酒粕マカロン!
まさに向井酒造のお酒に合わせて、ご用意いただきました。 向井社長が伊根名物のめざしを持ってきてくれたのですが、 めざしで煮出した、めざし酒が美味しかった~🍶
8.30 長野県Domaine KOSEI 訪問
8月30日、Domaine KOSEIの畑&醸造所に見学に行ってきました。Domaine KOSEIは、2019年長野県塩尻市・片丘で誕生した新たなワイナリーで、KOSEIとは、醸造技術者 味村興成さんの名を冠したものです。
自社畑には、Aから順にアルファベットが割り振られ、それぞれの畑に頭文字が畑と同じ名のバラが植えられています。バラはブドウ樹よりも病気に弱く繊細なため、ブドウに病害が出る前に環境の変化に気付き、迅速に対処できるたようにしています。
ヴェレゾン(色づき)を始めた8月末のブドウ畑には、美しいバラが咲き誇っているようでした🌹
収穫時期になると畑の周りには、美味しいブドウを狙った鳥たちがたくさんブドウを食べに来てしまいます。長野県は米の産地でもあり、お米が収穫されるまでは鳥は米を狙いますが、お米の収穫後はブドウに集中! せっかく丹念に育てたブドウを少しでも食べられないように、栽培家は様々な工夫をしています。
広大な畑では、鳥が天敵を知らせる鳴き声を録音したものを流し続けたり、鳥よけネット(高価!!)を取り付けたりしています。
ドメーヌ・コウセイでは、凧のように天高く舞う、鳥追いカイト鷹がチラホラと飛んでいました。時には風の影響でブドウ畑に引っかかってしまうことも! それでも、カラスなどはすぐに学習して、ブドウを食べたりイタズラをしに来るそうです。
それぞれのブドウ畑で少しずつブドウを試食。糖度計で糖度を図ってみると、畑によっても、同じ房のブドウの中でも、糖度が全然違うのが面白いところです。畑による違い、樽による違い、キュヴェ名の由来など、実際に試飲しながら教えていただき、とっても勉強になりました。
新しい醸造所では沢山の樽の前で、味村さんと記念写真。
Domaine KOSEIのワインをより多くの方にお伝えしていきたい、そんな日本が誇るメルローに出会えました。
8.28 山梨県GRACE WINE 訪問
8月28日、GRACE WINEに訪問しました。国産最高峰レベルのワイナリーとして知られている、「グレイス・ワイン」。1923年に誕生し、2023でなんと100周年記念となる特別なヴィンテージに訪問が叶いました✨
三澤社長のお話をお伺いしながら、ワイナリーでティスティング。山梨県のブドウ栽培の歴史や、グレイスの歴史、スパークリングワインの誕生秘話などをお伺いしました。
やっぱりグレイスのワインはどれもピュアでたおやかで美しい!と試飲をしながらうっとり!
三澤社長のご案内のもと、鳥居平を見渡す丘から、畑を見学させていただきました🍃
偉大なワインが生み出されるテロワールを現場で感じとることが出来て、感動ひとしお! もともと大ファンのグレイスですが、お伺いして更にファンになってしまいました(^^♪
グレイスを代表する甲州をはじめ、世界的に評価されているスパークリングや赤ワインなど、絶賛販売中!!
数量限定で、プレミアムクラスやバックヴィンテージもご用意しております。
8.10 ヴィニョーブル・ギョーム入荷!
年に一度の限定入荷! 世界の超一流ドメーヌの苗木を一手に手掛ける天才苗木家「ヴィニョーブル・ギョーム」のワインが入荷しました!
ブルゴーニュと見紛う、ピノ・ノワールを早速試飲。抜栓直後から、ラズベリーや梅などの上品でフローラルな香り。淡い色合いながら、旨味やエレガントな果実味が心地よく感じられます。徐々に開き始めると、スタンダードキュヴェとは思えぬほどの妖艶な風味が現れ、クラスを超えた味わいをお楽しみいただけます。
合わせたのは、骨付き豚ロース。豚の上質な脂身と、ピノ・ノワールの旨味のハーモニーが絶妙でした♪ ガッツリとした力強いワインではなく、エレガントで繊細な赤ワインがお好きな方にはぜひおススメです。
7.23 熟成ブルゴーニュワインと熟成ナチュラルチーズの会
7月23日、にしむら酒店で「熟成ブルゴーニュワインと熟成ナチュラルチーズの会」を開催しました。
にしむら酒店が持つ山中の倉庫には、実は飲み頃ブルゴーニュが沢山あります! 今回、2013年~2016年の正規品の飲み頃ブルゴーニュ5種をご用意。ブルゴーニュ地方の基礎的な知識をご説明し、熟成ナチュラルチーズ5種に合わせてみました。チーズは、サヴォワ地方のチーズを専門とする熟成専門業者「ジョセフ・パカール社」のチーズ4種。そして、ウォッシュチーズの王様ともいわれる、ブルゴーニュ地方の「エポワス」を作り出すベルトー社のスペシャリテ、エポワスを灰にまぶした、「エズィーサンドレ」をご用意しました。
ワインは全て7年以上も熟成しているのに、抜栓直後から元気いっぱい! セミナー中に美味しい状態でお飲みいただきたく、固いワインはダブルデキャンタをして開かせてからご用意しました。チーズは輸入会社に熟成の状態をベストにしていただき、この日に美味しくなるように仕上げてもらいました。
そうなったらパンも必要でしょう。と、私たちのお気に入りのパン屋さん「Les Bles d’or」のパンで準備万端。「美味しかった」「楽しかった」「勉強になった」などなどご感想いただけて嬉しいばかりです。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。
7.8 新政酒造 超限定酒プレミアムアイテム4種飲み比べ会を開催!
7月8日と9日、SakeSpringの酒イベントで「新政酒造 超限定酒プレミアムアイテム飲み比べ会」を開催しました。
新政酒造が行ってきた数々のリノベーションを時系列順に解説。店主の西村しか知らなかった現地の話もありました。もともと4種の飲み比べ会の予定をしておりましたが、
やはり「陸羽田」も飲みたい!ということで、まずは、アペリティフにアース2022年をご用意。自社圃場の作付けは主に「陸羽田」を中心に構成されており、新政酒造のアイコンの一つともいえます。フレッシュさや米の個性がしっかりと反映しており、アペリティフにぴったりな心地よい酸味も感じられます。
1)No.6 R-type エッセンス 2018
→ホーローと木桶の違いを知っていただきたく、あえて2018年をご用意!
2)創業170年記念 改良信交 2021
→新政酒造のアイコン「改良信交」全量木桶
3)異端教祖株式会社 2019
→新政酒造のトップブランド、アストラルプラトーの1つ 木桶・新桶
4)見えざるピンクのユニコーン 2018
→新政酒造のトップブランド、アストラルプラトーの1つ 木桶・新桶
新政セミナーをするのにあたって、参考にさせていただいたのが「The World of ARAMASA 新政酒造の流儀」です。この本の中でも特に興味深かったのが、ネーミングのところでした。Colorsの名前の由来や、色、方角、色と動物の組み合わせ、春夏秋冬に合う味わいなど、四神獣(中国の神話に登場する天を司る神様)に当てはめるとすべてがパズルのピースのように組み立てられていることに気づきました。そして、四神獣の中心にいるのは「麒麟」で、五神獣となるのです。
つまり、Colorsの概念をより昇華し、さらに上のクラスのものを造ろうと考えられたのが、"Astral Plateau"(アストラルプラトー=聖なる高台)。麒麟→馬→ユニコーン!こうして、見えざるピンクのユニコーンが生み出されることになりました。
初めて「見えざるピンクのユニコーン」を口にした時の感動が忘れられず、どうしてももう一度飲みたいということで、このセミナーの開催がきまりました。 セミナーのご参加者さんとお話をしていると、「僕たちも見えピンで感動しすぎたので、今回参加したんです。新政食事会でそれを飲んだ時、何と合わせたと思う?」「じつはバニラアイスにぴったりだったんだよ!」とお聞きしました。そうか!!確かにこの木のニュアンスとクリーミーな甘さはまさにバニラアイス!! 早速ハーゲンダッツのバニラアイスを買って、そのマリアージュを試してみました♪ 初めに一口バニラアイスを食べて、口で温度が上がったころに、見えピンを飲む! すると、いったん甘みと渋みがキュッとしまった後、同じ方向の余韻が長く長く続くのです。単体で飲むとき以上の相乗効果が感じられて、これぞ1+1が3以上になる魔法の組み合わせでした。 c
6.4 国産ナチュラルチーズと日本酒・国産ワインの会を開催しました
6月4日、にしむら酒店で「国産ナチュラルチーズと日本酒・国産ワインの会」を開催しました。
目覚ましく進化し続ける国産ナチュラルチーズ。世界レベルといえるほど高品質な、北海道、長野県、栃木県のナチュラルチーズ6種を厳選しました。
今回で2回目となった「チーズセミナー」。チーズとワインを合わせると、相性抜群な鉄板ペアリングがいくつかありますが、チーズと日本酒を合わせるとワインのように、抜群にあうペアリングが見つかるのでは?」
「でも、少人数ではなかなか色々なものを食べ比べられない…(>_<)!」
「それなら、みんなで集まって、食べ飲み比べて面白いペアリングを探してみよう♪」
という、食への興味たっぷりのスタッフの会話から始まりました。
事前にたくさんのチーズと日本酒を合わせているうちに、「ワインだったらこんな風に合わせるんだけどなぁ。」と、伝えてみると、「せっかくだったら、日本のワインにも合わせてみよう!」と、日本酒・国産ワイン3種ずつを合わせる会を、初めて試みることにしました。
お客様から「このチーズ、こっちの赤ワインでも合うよ!日本産の組み合わせなのに、フランスにいるような気分になる♪」「ハードタイプのチーズは、おりがらみのお酒もいいけど、貴醸酒がかなりイケる!」などと一緒にお話ししながら試食できて、勉強になる楽しい時間を過ごせました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。
6.2 京都のワイナリー「丹波ワイン」訪問記
2023年5月、京都・丹波地方にある丹波ワインのワイナリーツアーに行ってきました! にしむら酒店スタッフの「丹波ワイン」訪問記を掲載しました♪
京都市内から約一時間の京丹波町。目の前一面に広がるブドウの樹には新芽が生え始め、大地のエネルギーや生命力の歓びが漲っていました。ブドウ畑やワインセラーの見学の後、ティスティングカウンターで丹波ワインを飲み比べ! ワイナリーに併設する野外テラスでは、ブドウ畑を眺めながら丹波ワインとBBQを楽しめます。併設のショップで選んだワインを買ってきてそのままテラスで乾杯!
美味しい丹波ワインを学び、楽しみ、飲む。そして気に入ったワインを買って帰る。まさに丹波ワインのためだけの、最高に贅沢な休日♪ 丹波ワインの美味しさをより多くの方に知っていただきたいと、数アイテムを厳選してご紹介いたします!
4.23 日本酒とチーズのセミナーを開催
にしむら酒店で、「日本酒7種とナチュラルチーズ7種のペアリングセミナー」を開催しました。
フレッシュチーズには、スパークリングを合わせる感覚で微発泡の軽やかなお酒、ウォッシュチーズの王様・エポワスには、熟成感たっぷりの古酒、ブルーチーズにはデザートワインを合わせる感覚で極甘口の貴醸酒…など、事前にペアリングをたくさん試して、これはぴったり合う!と確信した組み合わせをご紹介。「こんなにチーズと日本酒が合うとは思わなかった。」「何よりもチーズの状態が美味しい。」「ペアリングが面白かった。」などと、嬉しいお声をいただきました。
次回は、「国産ナチュラルチーズと日本酒・国産ワインの会」というテーマで様々なペアリングに挑戦いたします。
3.14 新政酒造5種飲み比べセミナーを開催
にしむら酒店は、「SAKE Spring 2023」の会場で「新政酒造5種飲み比べセミナー」を開催しました。全て国際規格のティスティンググラスでご用意し、にしむら酒店の店主の説明とともに5種類の飲み比べをお楽しみいただきました♪
美味しかった、感動した、日本酒の域を超えている・・・等など、沢山のご感想を聞くことができて幸いです。
どの銘柄がお好きだったかをアンケートにご記入いただいたのですが、一番人気はなんと「陽乃鳥」でした!!
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