和食に合うワインを創る
京都初のワイナリー、丹波ワイン。京都丹波で、1979年に創業者の黒井 哲夫氏により、「京都の食文化に合うワインを創る」という熱い想いを持って始まりました。 京丹波町の里山は、美しい山と水があり、大地の恵みがあり、風土と共にいきる人たちがいます。
丹波ワインでは、常に新しいことに挑戦し和食との相性を突き詰めたワイン造りを行うことで、心の豊かさや喜びを感じる【世界唯一のワイン】を造り出しています。
亀岡の福岡さんが手掛ける初リリースのプチ・マンサン!
京都 亀岡は京都市より北西に20kmにあり、京丹波と並んで京野菜などの一大生産地となっている農産物豊かなエリアです。
その亀岡でブドウ栽培を営む福岡 裕和さん。山間の1haの農園では生食用ぶどうの「竜宝」をメインに栽培していますが、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネなどワイン用品種も契約栽培しています。
この福岡さん、実はちょっと変わった経歴の持ち主。筑波大学で工学を学んだあと、コンピューターを開発する技術者として勤務していました。30歳になって自宅へ帰ると、農地が様変わり。原木シイタケ栽培をしていたところが、ワイン用ブドウ農園に。福岡さんの叔父さんが地元でブドウ栽培に注力しているのを見て、自分流のブドウ栽培を試みたいという思いを熱くされたそうです。丹波ワインとの出会いは2004年。
叔父さんの植え付けたカベルネ・ソーヴィニヨンを福岡さんが栽培し、丹波ワインに持ち込まれたのが始まりです。
2022年、初めて収穫をしたプチ・マンサンを丹波ワインで醸造しました。非常に数が少なく、丹波ワインのショップのみでの販売ですが、少しだけお分けしていただくことが叶いました。数量限定で販売いたします。
ブドウのポテンシャルを最大限に引き出す
醸造を手掛けるのは内貴 麻里さん。丹波ワインでの醸造に携わり25年。醸造上の特徴として、繊細な味わいの多い京料理などの和食にあわせるために、できる限り雑味がでないようにしています。料理とのバランスを考え、またワイン単体でのバランスも考え、ブドウのポテンシャルを最大限に引き出すようなワイン造りを目指しています。
ワイナリーセラーの壁は4重構造になっており、夏場でも20-25℃に保たれるようになっています。外の暑さがまるで嘘のよう。冬は逆に20℃なのでほんのり暖かさを感じます。白ワインで半年程度、赤ワインで12-24ヶ月程度の樽熟成を行い、瓶詰め後更に瓶熟成を経てようやくリリース。
時間をかけて美味しさを醸し出しています。